いつの間にか上海は「魔都」というあだ名がつけられた。語源を調べてみれば、どうやら一人の日本人作家が関連しているらしい。村松梢風という小説家だった。彼は1923年には、上海に渡航し、その魅力に虜になって滞在し、郭沫若をはじめとする有名な作家たちと親交があり、多くの若きの知識人と知り合った。その後、上海を舞台とした作品『魔都』を発表した。これをきっかけに上海は「魔都」と呼ばれるようになった。
確かに、二十世紀前半の上海は魔性のある町で、東方のパリと呼ばれるほどヨーロッパのモダニズム文化があふれていた。黄浦江を挟んで、左の外灘にある歴史的建築群は上海の象徴となっているが、現在右側の浦東の陸家嘴地区の超高速ビル群は現代建築技術の迫力に感動せざるを得ない。ただし、上海の魅力は景色のみならず、ここで活躍している人々は最大な魅力とされるならば、魔都上海の魅力を自らの目で発見しませんか?
まずは、上海で中国語の勉強から始めましょう!