上海のレストランは、その91.97%が夕食を提供しているが、52.94%が午後10時以降は閉店し、午後10時以降も営業するのは12.95%に過ぎない。コンビニ18620軒のうち、24時間営業しているのは4763軒。2093ヶ所の観光スポットでは、半分以上が遅くとも8時に閉館する。
現在行われている「第1回上海ナイトライフ祭」で、上海市は「上海ナイトライフ活力指数」をはじめて発表、十大夜間活力エリアも同時に発表された。
新一線都市研究所のデータによると、ランキングで1位に輝いたのは人民広場~バンドの1.24平方キロのエリアだ。ここにはナイトレストラン310軒、バー50軒、24時間コンビニ65軒及び夜間観光スポット35ヶ所がある。上海ナイトライフのランドマークであり、レジャー·観光·ショッピングを兼ね備えた代表的な夜間観光コースでもある。
2位になったのは新天地商業エリアで、ファッションにおけるナイトライフの中心である。ナイトレストラン122軒、バー56軒、24時間コンビニ12軒及び夜間観光スポット22ヶ所がある。3位は静安寺商業エリアで、ナイトレストラン98軒、バー24軒があり、雅なナイトライフの代表で、商業空間の夜間再開発を実現している。
この他のランクインしたエリアは、南京西路、徐家匯、豫園~十六舗、陜西南路、五角場、田子坊、商城路~世紀大道である。
「上海ナイトライフ活力指数」は施設の豊かさ、文化イノベーションの活気、人の流れの3方面から選定された。施設の豊かさは、夜10時以降営業しているデパートとレストランの数、ナイトレストランの多様性、24時間コンビニ、バー、KTV、映画館などで評価された。文化イノベーションに関しては、夜間も開放している観光スポットの数とその多様性、商業街の特色などが評価された。人の流れでは、夜間の人の流れの規模、密度、一日に占める夜間の人の流れの割合、人の平均滞在時間などが評価の対象となった。
上海ナイトライフ活力エリア:
人民広場~バンドエリア:上海ナイトライフのランドマークであり、レジャー·観光·ショッピングを兼ね備えた代表的な夜間観光コース。
新天地商業エリア:豊かなグルメ·バーとエンタテイメント業態でファッションにおけるナイトライフの中心。
静安寺商業エリア:雅なナイトライフの代表で、商業空間の夜間再開発を実現。
南京西路:数多くの特色ある小さな街で、華やかなナイトライフを実現。
徐家匯:南西エリアのナイトライフのランドマークで、ショッピング·レジャーを兼ね備えている。
豫園~十六舗:歴史ある町にファッションが融合。
陜西南路:多くの夜型レストランとバーが集中。
五角場:東北エリアのナイトライフの中心。
田子坊:文化イノベーションと体験式業態を結合。
商城路~世紀大道:浦東ナイトライフが集中するエリア。