人、人、人
___漢院歴史(二)
人、一番大切な要素です。
誰がやりますか。
誰を対象にしますか。
『漢院の教師』
中国では教師のイメージはあまりにも一歩的なものが多いです。
教師として祭り上げられ、プライドが高く、サービス精神が皆無に近いです。
よって、私は教育はサービス業であるという主張が、多くの反対に会いましたので、新卒を募集して、育成することを決断しました。
私たちは必要としているのが、先生ではなく、勉強を手伝ってくれる友人です。
語学はコミュニケーションの道具であるということで、語学だけにこだわるではなく、幅広い人材を集めることにしました。
私は学歴、専攻、出身を問わず、夢を共有でき、情熱を持っている人に絞りました。
スタッフ募集要項を作成し、上海にいろんな大学の就職説明会に出向き、漢院を説明させていただきました。300人から応募者から、2回面接を通じ、30人に絞込み、1ヶ月の研修を通じ、結果として6人を採用しました。採用者の専攻も中国語、地理、歴史、貿易等多岐にわたっています。
漢院は教師を募集しているではなく、皆様が中国学習を通じ、中国の生活と仕事の質の向上を手伝う人を集めています。
『毎日笑顔で挨拶を』がモットーにして、元気で、明るい学校づくりに徹しました。
当たり前のようですが、意外とみんなが出来ていないです。
『学ぶ人』
中国にて、ビジネスする以上、中国語は絶対必要です。
通訳がいるとか、社内は日本語で通じるとか、言われていますが。やはり、中国語を勉強しましょう。
上達度は人それぞれですが、その姿勢がとても大事です。中国語を勉強しようと言うことは、中国の文化、中国人の生活に近づこうと受け取められ、中国人スタッフはすごく親近感を持ちます。
今までの多くの現地日系企業は上海にあるにもかかわらず、ほとんど日系企業抱けを相手にしています。これからは中国人にも相手にしなければならないです。
上海駐在の日本人管理職との食事会で、よく聞かされることはローカルスタッフへのグチです。特に酒が進むにつれ、批判がエスカレットします。
“あの人の日本語、よく会社に勤まるなぁ”“勉強していない、全然進歩していない”、、、と続き、しかし、発言者は上海赴任して、もう3年にもかかわらず、中国語はゼロに近いですが、、、、スタッフの目にどのように映っているでしょう。
帰任の送別会によく呼ばれますが、一番聞かれる言葉は『中国語をやっておけば、よかったなぁ』です。
特に帰国後、周りから、『○○さんは上海に4年もいったから、中国通。中国語も大丈夫でしょう』と期待されてしまいます。
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